沿革
創業安政2年からの当社のあゆみをご紹介します。
イセトーのあゆみ
当社は、江戸末期・明治・大正・昭和・平成…と激動の時代をあゆんできました。
当社の歴史は、長い伝統に支えられた「京の老舗」の歴史である一方、時代の変化に対応し、常に新しくあろうと変化し続けてきたパイオニアの歴史でもあります。
創業~文庫紙時代(1855年~)
京都で紙屋を創業。1920年代、文庫紙(反物などを包む厚紙)の量産化に成功。
- 1855年(安政2年)
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初代藤七が京都市三条通西洞院西入に和洋紙の卸小売を行う「伊勢屋商店」を創業。
通称伊勢屋藤七、略して「伊勢藤」と呼ばれ現在の社名の由来となる。
和紙の卸・小売業を行う。
- 1882年(明治15年)
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文庫紙の製造販売を開始。
- 1911年(明治44年)
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京都新町に新町店設立。
- 1919年(大正8年)
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個人商店伊勢藤商店を合名会社伊勢藤商店に改組。
- 1921年(大正10年)
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日本初の呉服用文庫紙専用工場を壬生川に設立。
巻取紙時代(1923年~)
ハトロン包装紙をはじめとする巻取紙へ進出。
- 1923年(大正12年)
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巻取紙加工を開始。
- 1928年(昭和3年)
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京都市右京区に梅津工場開設(現在滋賀工場に統合)。和電線巻取紙、連続ハトロン包装紙等、巻取紙加工に本格進出。
- 1941年(昭和16年)
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大阪店を伊勢藤紙工株式会社に改組。伊勢藤工業有限会社を設立。
ビジネスフォーム進出期(1953年~)
国内初のビジネスフォーム(コンピュータ用連続用紙)の製造に成功。当社の礎を築いた。
- 1953年(昭和28年)
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ビジネスフォーム印刷機チャンドラー1号を独自開発。日本初のビジネスフォーム製造に成功。
- 1955年(昭和30年)
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ビジネスフォーム印刷機ギーベラー1号導入。ビジネスフォームの本格生産を開始。
- 1962年(昭和37年)
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エフォルマ(ヨーロッパフォーム印刷協議会)に加盟、国際的な情報交換を開始。
- 1965年(昭和40年)
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日本ビジネスフォーム印刷協議会発足。故小谷隆一が初代会長に就任。
- 1966年(昭和41年)
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神奈川県に「厚木工場」開設。ビジネスフォームの本格生産開始。
情報処理サービス進出期(1979年~)
ビジネスフォームから、情報処理サービスを中心とするアウトソーシング業務へ転換。
- 1979年(昭和54年)
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伊勢藤紙工株式会社と伊勢藤工業株式会社が合併。社名をイセト紙工株式会社に変更。NIP対応のメーリングシステムとしてウインドウメーラーシステムを開発・販売開始。
- 1988年(昭和63年)
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高速・多機能メーリングシステムISETO-3100を開発。
- 1991年(平成3年)
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滋賀県に「滋賀工場」開設。
- 1996年(平成8年)
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超高速両面インクジェットプリンタ「イセトー・スーパージェット」を開発。NTT様、電話料金請求書発行システムにご採用。
情報処理サービス発展期(1998年~)
情報セキュリティ、地球環境保護、品質保証に取り組み、お客さまへ安心のサービスをご提供し、2005年創業150周年を迎える。
- 1998年(平成10年)
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神奈川県に情報処理サービスの中核拠点「イセトー情報処理センター」開設。
- 1999年(平成11年)
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滋賀工場が「ISO9002」(現ISO9001)を取得。
- 2000年(平成12年)
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京都市中京区烏丸通御池へ本社移転。 10月23日付けで「プライバシーマーク」取得。
- 2001年(平成13年)
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大阪府に西日本の情報処理サービスの中核拠点「イセトー関西情報処理センター」開設。
- 2004年(平成16年)
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イセトー情報処理センターにて「SAS70」(米国公認会計士協会監査基準書第70号)による外部監査報告書を、印刷業界で初めて受領。
滋賀工場にて環境マネジメントシステム「KES・環境マネジメントシステム・スタンダード」ステップ2を認証取得。
- 2005年(平成17年)
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創業150周年。
イセトー情報処理センターにて3月15日付けで、「ISMS適合性評価」及び「BS7799」の認証を同時取得。
- 2007年(平成19年)
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イセトー情報処理センター増床工事完成。
- 2008年(平成20年)
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FSC®森林認証COC認証を取得。
- 2009年(平成21年)
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滋賀工場「グリーンプリンティング工場」として認定。
- 2010年(平成22年)
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「ISO27001」の適用範囲を関西情報処理センターまで拡大。
NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構「企業賛助会員」に入会。
次世代育成支援対策推進法に基づき基準適合一般事業主として認定。
- 2011年(平成23年)
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滋賀工場にて環境マネジメントシステム「ISO14001」の認証取得。
イセトー情報処理センター・関西情報処理センターにて環境マネジメントシステム「KES・環境マネジメントシステム・スタンダード」ステップ2の認証取得。
- 2013年(平成25年)
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会長に小谷達雄、社長に小谷敬二が就任。
「プライバシーマーク制度貢献事業者」として一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)より表彰。
- 2014年(平成26年)
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イセトー関西情報処理センターが移転-拡張。
統合行政ネットワーク(LGWAN)にASPを開設。
DX推進期(2015年~)
DX推進により、デジタルソリューション事業への変革を進め、お客さま目線で「紙」と「デジタル」を最適化。利便性と安全性の高いサービスをご提供。
- 2015年(平成27年)
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帳票電子交付サービス「インフォメーラー」を開始。
創業160周年。
- 2016年(平成28年)
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マイナンバーワンストップ番号収集ソリューションを開始。
京都府第一号でプラチナくるみんマーク取得。
パーソナライズド動画「individeo」サービス開始。
- 2017年(平成29年)
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クラウドセキュリティISO27017認証を取得。
UCDAの窓口企業に参加。
- 2018年(平成30年)
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シェアード型帳票電子交付サービス「アイジービューワー」を開始。
- 2019年(令和元年)
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決済連携のイベント管理サービス「Payment Reminder」を開始。
- 2020年(令和2年)
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副会長に小谷敬二、社長に髙橋明久が就任。
創業165周年。
デジタル手続きサービス「Link Next」を開始。
- 2021年(令和3年)
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PDF進化系「pdFlyer」を開始。